プログラミング教室に通っている子どもの親がやりがちなNG行動5選

「せっかくプログラミング教室に通わせているのに、なかなか上達している気がしない…」

「最近、子どもが教室に行くのを嫌がるようになってきた…」

そう感じたとき、原因は教室や子どもだけにあるとは限りません。保護者の関わり方が、子どものやる気を知らず知らずのうちに下げてしまっているケースが意外と多いのです。

この記事では、プログラミング教室に通う子どもを持つ保護者がやりがちなNG行動5選を紹介します。「もしかして自分もやってるかも…」と思ったら、ぜひ今日から少し意識を変えてみてください。

この記事でわかること

  1. NG① 授業のたびに「今日は何を作ったの?」と聞く
  2. NG② 他の子・きょうだいと比べる
  3. NG③ 「将来エンジニアになれるね」とプレッシャーをかける
  4. NG④ 成果が見えないとすぐ「辞めさせる」と言い出す
  5. NG⑤ 親が先回りして答えを教えてしまう
  6. 子どものやる気を伸ばす親の関わり方
  7. よくある質問
目次

NG① 授業のたびに「今日は何を作ったの?」と結果を聞く

教室から帰ってきた子どもに「今日は何を作ったの?」「どこまで進んだの?」と毎回聞いていませんか?

成果を確認したいという気持ちは自然なことですが、毎回「結果」を求められると、子どもは「成果を出さないといけない」というプレッシャーを感じ始めます。特に試行錯誤の時間が長くかかる日や、うまくいかなかった日には「何もできなかった」と報告するのが怖くなり、教室自体が憂鬱になっていくことがあります。

こう変えてみよう

「今日はどうだった?」という声がけだけにとどめ、子どもが話したいときだけ聞くようにしましょう。話してくれたら「へえ、おもしろそう!」と興味を示すだけで十分です。結果より「楽しかったか」を大切にしてみてください。

NG② 他の子・きょうだいと比べる

「○○ちゃんはもうゲームを作れるらしいよ」「お姉ちゃんはもっと早く覚えてたのに」といった言葉を、励ますつもりで言っていませんか?

比較は子どもの自己肯定感を大きく傷つけます。プログラミングは特に得意・不得意の個人差が大きい分野です。同じ教室に通っていても、進み具合は子どもによってまったく異なります。他の子と比べられることで「どうせ自分は向いていない」という気持ちが生まれ、やる気が一気に落ちてしまいます。

こう変えてみよう

比べるなら「過去の自分」との比較に切り替えましょう。「先月はScratchのキャラクターを動かすのに苦労してたのに、今日は自分でできてたね」のように、本人の成長を具体的に言葉にしてあげると自己肯定感が育ちます。

NG③ 「将来エンジニアになれるね」とプレッシャーをかける

子どもがプログラミングを楽しんでいるのを見て、「将来エンジニアになれるね!」「プログラマーとして稼げるようになりなよ」と声をかける保護者の方は少なくありません。

しかし多くの子どもにとって、これは純粋に楽しんでいた活動に「将来の義務」が乗っかる瞬間です。子どもはエンジニアになりたくてプログラミングをしているわけではなく、「ゲームを作るのが楽しいから」「ロボットを動かすのが面白いから」通っています。将来への期待をかけることで、楽しさが義務感に変わってしまうことがあります。

こう変えてみよう

将来の話は子どもが自分から話し始めるまで待ちましょう。今は「楽しい」という感情を大切に守るだけで十分です。その楽しさが積み重なって、将来の選択肢を自分で広げていきます。

NG④ 成果が見えないとすぐ「辞めさせる」と言い出す

「3ヶ月通ったのに、大して変わっていない気がする」「費用に見合っていないんじゃないか」と感じて、早々に辞めさせることを検討していませんか?

プログラミングの学習効果は、短期間では目に見えにくいという特徴があります。論理的思考力・問題解決力・試行錯誤する習慣といった力は、数ヶ月で劇的に変わるものではありません。じわじわと、でも確実に育っていきます。また、子どもが「辞めるかもしれない」という空気を察すると、それだけで集中力や意欲が下がってしまいます。

こう変えてみよう

まず最低6ヶ月は継続することを前提にしてみましょう。判断基準は「成果物の量」よりも「子どもが楽しそうに通っているか」です。楽しそうであれば続ける価値があります。本当に合わない教室であれば、辞めるより「教室を変える」という選択肢も検討してみてください。

合わない教室から、合う教室へ。比較してから選び直せます。▶ 子どもプログラミング教室おすすめ比較ランキングを見る

NG⑤ 親が先回りして答えを教えてしまう

子どもが家でScratchや教材を使っているとき、「ここはこうすればいいんじゃない?」「このボタンを押してみたら?」と先に答えを教えてしまっていませんか?

プログラミング学習の本質は、「うまくいかない→原因を考える→試してみる→できた」という試行錯誤のプロセスにあります。親が先回りして解決してしまうと、この最も大切なプロセスが丸ごと奪われてしまいます。子どもは「自分で解決した」という達成感を得られないまま進むことになり、結果的に自走する力が育ちません。

こう変えてみよう

子どもがつまずいていても、まず10分は自分で考えさせるようにしましょう。どうしても聞いてきたときは答えではなく「どうしたらうまくいくと思う?」と問いかける形にするのがおすすめです。子どもが自力で解決した瞬間の顔は、何にも代えがたい達成感に満ちています。

子どものやる気を伸ばす親の関わり方

NG行動の反対として、子どもが楽しくプログラミングを続けるために保護者ができることをまとめます。

やりがちなNG理想の関わり方
毎回「何を作ったか」を聞く「楽しかった?」だけ聞いて、あとは子どもが話すのを待つ
他の子・きょうだいと比べる過去の自分との比較で成長を言葉にしてあげる
将来の期待をかける「今楽しいか」を最優先にする
成果が出ないと辞めさせると言う最低6ヶ月は継続。合わなければ教室を変える選択肢も
先回りして答えを教えるまず10分は自分で考えさせる。聞かれたら問いかけで返す

一番大切なのは、子どもが「プログラミングって楽しい」と思える環境を守ることです。保護者は「管理する人」ではなく「楽しさを応援する人」として関わると、子どもの意欲は自然と育っていきます。

よくある質問

Q. 子どもが教室に行きたがらなくなりました。無理に続けさせるべきですか?

無理に続けさせるのはおすすめしません。まず「なぜ行きたくないのか」を穏やかに聞いてみましょう。「難しくてついていけない」「先生との相性が悪い」「友達とトラブルがあった」など、理由によって対処法は変わります。教室側に相談することで改善できる場合もありますし、合わないなら教室を変えることも前向きな選択肢です。

Q. 家でもプログラミングの練習をさせた方がいいですか?

できれば自発的にやるのが理想ですが、無理強いは禁物です。教室で楽しさを感じている子は、自然と家でも触りたがるようになります。親がやらせようとするより、子どもが「やりたい」と言い出す環境を作る(PCやタブレットを使いやすい場所に置く、など)方が効果的です。

Q. 子どもが作った作品に対して、どんな声がけをすればいいですか?

「すごい!天才!」といった大げさな称賛より、具体的に気づいたことを言葉にする方が効果的です。「このキャラクターが右に動くのは自分で作ったの?」「ここのジャンプ、ちゃんとタイミングが合ってるね」のように、作品の具体的な部分に言及すると、子どもは「ちゃんと見てもらえた」と感じます。

Q. 親もプログラミングを一緒に勉強した方がいいですか?

必須ではありません。ただ、子どもが教えてくれるときに「へえ、どういうこと?」と興味を持って聞く姿勢はとても大切です。子どもは「親に説明する」ことで理解が深まりますし、「自分が詳しい」という自信にもつながります。知らないふりをして教えてもらうスタンスが、実は一番うまくいきます。

まとめ:親の「見守り力」が子どものやる気を育てる

今回紹介した5つのNG行動を振り返ります。

  • NG① 毎回「何を作ったか」と結果を聞く → 「楽しかった?」だけでOK
  • NG② 他の子・きょうだいと比べる → 過去の自分との成長を言葉に
  • NG③ 「将来エンジニアに」とプレッシャーをかける → 今の「楽しい」を守る
  • NG④ 成果が見えないとすぐ辞めさせると言う → 6ヶ月継続・合わなければ教室を変える
  • NG⑤ 先回りして答えを教える → 10分は自分で考えさせる

「何もしない」「口を出さない」は難しいことです。でも、子どもが自分で考えて・失敗して・また試して・できた!という体験を積み重ねることこそが、プログラミング教育の本質です。保護者の役割は、その体験を邪魔しないことと、楽しさを応援することです。

もし「今の教室が子どもに合っていないかも」と感じている場合は、一度他の教室の体験授業を試してみることも選択肢のひとつです。

料金・対象年齢・形式をまとめて比較できます。無料体験だけでもOK!▶ 子どもプログラミング教室おすすめ比較ランキングを見る

✏️ キッズプログラミングガイド編集部
子どものプログラミング学習に役立つ情報をお届けしています。
この記事がよかったらシェア!
  • URLをコピーしました!
目次